学食ーHere & There
あっという間に、今年も終盤になってしまいましたが、今後の投稿へのリハビリを兼ねて、どうでもいい話題を書きます。最近、講義や研究会等で、大学のキャンパスを訪れる機会が増えたのですが、その折には、よく学食を利用します。東京国際大学の池袋キャンパスには、毎週、講義に出向くのですが、私の講義は午前中で終わるので、ランチは、時間をずらせば、比較的ゆったりと大学のカフェテリアで摂ることができます。池袋キャンパスのほとんどは、E-track(英語による講義)の学生さんで、日本人の方が少なく、留学生比率が70%程度、約1600名の在籍数で、国際色豊かなキャンパスです。そのため、キャンパスビルの1階のインターナショナルカフェでは、様々な多国籍メニューのランチが提供され、お昼時の混雑時には、海外のカフェテリアのような風景です。価格も学生・教職員は、~600円程度で、上質で美味しいランチをエンジョイすることができます。ビール等のアルコール類がメニューにあるのには、驚きましたが、お世話頂いた先生に訊いたところ、外部の人も利用可能なので提供しているが、夕方からの提供で、飲酒者はキャンパス内には入れないとのことでした。
また、海外に出向いた際にも、地元の大学のローカルキャンパスを探すことは、どこに行っても、さほど難しくなく、価格も安く、安心なので、しばしば、訪れます。数年前、国際会議で、オーストラリアに出向いた時、久しぶりに、ゴールドコーストのボンド大学のキャンパスを訪れました。メニューが少なく、決して美味しいとは思えなかったハンバーガーをよくかじった、あの頃のスタンドが、お洒落な、スッキリとしたカフェテリアに様変わりしていたのは、時の流れを感じさせます。同じく、クイーンズランド工科大学の植物園に隣接されているキャンパスには、ゴージャスなBarがあり、時折、ジャズコンサート等が開催されているようで、まったく羨ましい限りです。
さらに、何かとお世話になった、筑波大学でも、筑波キャンパスに出向いた際には、学食を利用させてもらっています。広大なキャンパスには、様々な学食・カフェテリアが点在していますが、中には、簡素なテーブルと椅子の殺風景な建屋で、見慣れたプラスティックの食器に盛られた定食メニューを提供する食堂も残っており、私のような昭和世代には、まさに、味わい深いものがあります。
そんな昭和レトロな食堂においても、留学生の学生さんの姿の多さが目を引き、私には、何か、ハイブリッドな景色に映りますが、これも、令和の大学事情を反映したキャンパスの日常風景なのでしょうか?大学毎に様々な学食模様ですが、今後も感謝しつつ、しばし、学食ライフもエンジョイしたいと思っています。